日常生活にも役立つ介護知識
2017.04.03

笑顔の老夫婦高齢化が進み、4人に一人が65歳以上の高齢者という時代になりましたが、今後さらに高齢化が進む事が想定されています。それに伴って認知症と診断される方も増えると言われています。介護士や介護事務の求人が増えてはいますがそういった仕事を検討している方はもちろんですが、今後はそうでない方も認知症の方と関わる機会が増える可能性が高くなります。認知症の方についてさまざまなイメージをお持ちの方がいらっしゃると思いますが、実際のところどのように接すればいいのでしょうか。最近はテレビなどでも頻繁に特集が組まれるなど、認知症に対する社会の理解は進んでいるように感じますが、まだまだ認知症の方は周囲の理解が得られず苦しんでいるケースも少なくありません。まずは、誰もが認知症に対して正しい知識を持つことが重要と言われています。

認知症とはさまざまな要因で脳の働きに不都合が生じる事により、生活に支障がでている状態を指します。一般的に記憶力や、判断力・理解力が低下すると言われています。その事が要因となり、周りの環境への適応や人間関係などがうまく行かなくなってしまう場合があります。常に不安感やストレスにさらされる事によって、元気がなくなってしまったり、さまざまな精神症状や行動上の問題が起こってしまう事もあります。
そんな状態に置かれている認知症の方とどのように接すればいいのでしょうか。重要な事としては、まず偏見を持たない事です。そして、急がせない事も重要です。こちらが焦りや困惑を感じると相手にも伝わって動揺させてしまいますので、余裕を持って笑顔で接してください。相手の言葉に耳を傾けてゆっくり対応してください。また、驚かせない事も重要です。例えば、後ろから声をかけたがためにびっくりして転倒してしまったなどという事も起こりえます。話しかけるときは、相手に目線を合わせて優しい口調で、おだやかにはっきりした話し方を心がけてください。

もしも、身近に「あれ?」と思う方がいらっしゃる場合は、可能であれば民生委員の方などに相談してみてください。現在の介護保険制度は「地域包括ケア」がベースになっています。みなさんがお住いの地域にも「地域包括支援センター」があります。地域の総合相談窓口の役割を担っていますので、心配な方や困っていることがある方は是非一度相談してください。また、現在「認知症サポーターキャラバン」という活動が全国で行われています。無料で認知症サポーター養成講座を受けることが出来ます。講座を受けると「オレンジリング」をもらえます。面接のときなどにさりげなく持っていると少し印象が良くなるかも知れませんね。

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