介護士職の大変なところ
2017.04.03

おじいちゃんと女性介護関係の仕事や介護職への就職や転職をお考えの方の中には、「介護の仕事って大変なのだろうか?自分に出来るのだろうか?」という不安をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。どんな仕事にも楽しい事もあれば大変な事もあると思いますが、実際のところ介護の仕事の場合はどうなのでしょうか。
一言で介護の仕事と言っても、事業所で提供しているサービスの種類によってどの点が大変なのかは違ってきます。とはいえ共通していることもあります。例えば、介護の仕事は人の命や日々の生活の質に直結する場合も多く、重い責任が伴う割にそれが給与に反映されにくい仕事です。介護サービスを提供している事業所のほとんどは収入の大部分が介護報酬であり、質のいいサービスを提供してもそれが売り上げに反映されにくいというのが業界の実情です。もう1点は、事業所での人間関係です。介護の事業所は小規模の場合がほとんどであり、仮に大きな施設であったとしてもユニットケアを実践している場合、ユニット単位で業務を行いますのでせいぜい10人前後の職員が1つのチームとなります。人間関係が円滑な場合は素晴らしく働きやすい環境となりますが、逆に合わない人がいた場合ストレスの要因になってしまいます。実際のところ人間関係が原因で辞めてしまう方も多く、離職率が高いと言われている大きな原因となっています。
提供するサービスによる特徴としては、例えば訪問介護の場合は利用者の家でサービスを提供する事になりますので、特に利用者が認知症の方の場合、信頼関係を構築する事が大変なケースが多いです。慣れるまでの間に「財布を盗られたなどの訴え」など思いもよらない事が起こる事もあります。一方、施設で働く場合は、重度な利用者が多い事もあり体力的に大変なケースが多いです。例えば1日で6~8名の利用者の入浴介助を行なったり、1回の勤務で何十回と移乗などの介助を行う機会があります。ボディメカニクスを活用するなど、正しい方法で介助を行わないとすぐに腰痛などに悩まされる事になります。また、施設の場合は当然ですが、24時間365日運営していますので職員は夜勤を行いますし、休日は暦通りではありません。生活が不規則になりがちです。
どのサービスにも、いろいろな特徴があります。大変な事も多いですが、その分やりがいを感じる瞬間も多く、この仕事を選んでよかったと思う機会も多いです。働く事業所を選ぶ際はしっかりとサービスの特徴や雰囲気などを確認して、楽しく介護の仕事に取り組めるようにすることをおススメします。

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